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2018年09月20日

利子・利息・金利の3つの意味の違い|利息に関する基礎知識

ローンを組む時に良く耳にする「利子」「利息」「金利」について、あまり区別がついていない方も多いです。この記事では「利子」「利息」「金利」にまつわる言葉の意味の違いと、利息の計算方法、金利と利息に関する基礎知識、利息を減らす方法について解説しています。

利子・利息・金利の意味

ローンを組む時に良く耳にする「利子」「利息」「金利」について、あまり区別がついていない方も多いです。

この記事では「利子」「利息」「金利」にまつわる言葉の意味の違いと、利息の計算方法、金利と利息に関する基礎知識、利息を減らす方法について解説します。

利子

「利子」とは、お金を借りる側が、元本に追加して、貸した側に支払うお金のことをさします。

利子は、貸し借りした金額に金利をかけて「年何%」「日歩何銭」などの単位(利子率)で計算されます。返済リスクの高いケース、借入期間が長いケースでは利子は高くなります。

「利子」は日常用語として使われることが多いです。

使用例:「利子をつけて返す」「高い利子率を設定する」「利子所得は総合課税」など

利息

「利息」は、お金を貸した側が、元本に追加して受け取るお金のことをさします。

利息のつき方には「単利」と「複利」があります。

1.単利 預け入れた元本に対して利息がつき、一定期間経過後の利息は受け取り可能
2.複利 一定期間後についた利息が元本に組み入れられ、次の貸出期間の元本が(元本+利息)になる

金融機関では「利子」でなく「利息」が用いられています。

使用例:「利息制限法」「高い利息を取る」「利息が入る」など

金利

「金利」には2つの意味があります。

1.最初に借りた(貸した)お金の賃借料として支払われるお金

使用例:「借金の金利がかさむ」「金利生活を送る」「金利が増える」など

2.元金に対する利子・利息の割合のことで、「利子歩合」とも呼ばれ、年利率・月利率・日歩で計算する

使用例:「金利を引き下げる」「長期金利が上がる」「日銀の政策金利」など

お金を借りる時に使われるのは、2の「元金に対する利子・利息の割合」です。

利子・利息・金利の意味の違い

利子・利息・金利の3つの意味の違い|利息に関する基礎知識

「利息」や「利子」に影響を与えているのが「金利」で、法律によって規制されています。

「法定金利」は法律によって規制された金利のことです。金の貸し借りにおける利息の限度を定めた「利息制限法」は、金融事業者が設定できる金利の条件を、元金10万円未満なら年20%、10万円以上100万円未満なら年18%、100万円未満なら年15%としています。

ここでは「利子」「利息」「金利」の意味の違いを解説します。

利子と利息の意味は立場によって違う

借りた場合に支払う金額が「利子」、貸した場合に受け取る金額を「利息」とイメージするとわかりやすいです。

例えば、銀行にお金を預ける(銀行にお金を貸す)と、預金と一緒についてくるお金が「利息」で、銀行で扱われている「円普通預金」は、このような計算式を使って利息を計算しています。

利息=毎日の最終残高×金利÷365(日)

「利子税」「利息制限法」のように法律で使われる場合は、法に沿って使い分けましょう。

金利は元金に対する利子・利息の割合

「金利」は最初に預けたり借りたりした元手となるお金(元本)に対して、利子や利息がどのくらいの割合かを示したもので、単位は「%」で表します。

1年を単位とする「年率(年利)」での計算が一般的です。

例えば、年利5%の債券に10万円を投資した時、1年間でもらう利子を計算してみましょう。

100,000円(元本)×0.05(5%)=5,000円

受け取れる利子は5,000円となります。

利息に関する基礎知識

利子・利息・金利の3つの意味の違い|利息に関する基礎知識

ローンを返済する方法には、「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」があります。

「元利均等返済式」は元金と利息を同額ずつ返すため、返済額が一定ですが、返済期間が長くなり返済総額が増えます。

「元金均等返済方式」は元金を毎回同額ずつ返済し、残元金に応じた利息分が上乗せされているため、返済開始時は返済金額が多いですが、次第に月々の返済額が減り、返済総額も少なくてすみます。

利息の計算方法

利息の計算方法を知っていないと、お金を借りる時に損をします。

利息の支払い、3つのケースの計算方法を、具体的に例をあげて紹介します。

1.クレジットカードを使って一か月で発生する利息
2.キャッシングで一週間借りて発生する利息
3.車や家電製品の割賦販売で分割返済する場合の利息

どれが一番得なのかは、ケースバイケースですが、慣れるとそれほど計算が難しくないので、これを機会に覚えておきましょう。

一か月で発生する利息の計算方法

クレジットカードの利息計算方法は一か月単位です。

一か月分の利息=お借入金×金利(年率)÷365日×一か月の日数 で計算します。

10万円を年利18%、一か月(30日間)の利息を計算してみます。

10万円(借入金)×0.18÷365(日)×30(利用日数)=1,480円 となり、支払総額は101,480円となります。

クレジットカードよりも、ローンを組んだ方が利息が安く済む場合もあります。

一週間で発生する利息の計算方法

冠婚葬祭や飲み会で出費が続き、給料日まで一週間だけお金を借りたい時、便利なのがキャッシングです。

5万円を年利18.0%で、7日借りた場合の利息を計算します。

5万円(キャッシング残高)x0.18÷365(日)×7(利用日数)で、利息額は172円、返済総額は50,172円です。

大手カードローン各社が、期間限定の無利息キャンペーンを行っていますが、契約時に審査があり、借入限度額が決まっています。

分割返済の場合の利息の計算方法

消費者金融会社や信販会社などで、家電商品や車のローンとして利用される分割払いの利息計算方法が「アドオン方式」です。

1年間の利率を元金に上乗せし、それを12回の均等払いにするのがこの方式です。

アドオン年率18%で10万円を1年間借り、12回で返済するとします。
合計支払い額は 10万円+10万円×0.18=118,000円となり、1回の支払い額は 118,000円÷12≒9,833円 となります。

支払う利息を減らす方法

利子・利息・金利の3つの意味の違い|利息に関する基礎知識

ローンを組んだ金額が大きいと払う利息も多く、支払総額が増えます。ネット上で返済シミュレーションができるサイトもあるので、調べてからローンを申し込むとよいでしょう。

ここでは利息を減らす方法として一般的なのが、「低金利のローンを選ぶ方法」と「借入期間を短くする方法」です。

この2つについてみていきましょう。

方法1:低金利のローンを選ぶ

金融事業者が設定する金利には幅があり、借りる人によって金利が変わり返済総額が変わります。

金利の決まる条件をあげてみましょう。

年齢
性別
職業
勤務先
勤続年数
年収
居住形態
妻子の有無
借り入れをした時に返済期日までに返済(もしくは完済)しているか

一定期間利息のかからないキャンペーンをしているところで借りるのも一つの方法ですが、まずはローン比較サイトで金利の低いローンを選ぶことをお勧めします。

方法2:借入期間を短く

アドオン方式や、返済回数を決めず、借入金額にかかわらず、一定の金額を毎月返済していくリボルビング払いは、毎月定額を返済するため、計画的に返済しやすいですが、実質金利が高く、返済期間が長いと返済総額も増えます。

借入期間は短期の方が利息が少なくてすむので、短期のローンを選びましょう。

利子・利息・金利の違いを理解しよう

「利息」と「利子」は基本的には同じ意味ですが、お金を借りて返済する立場が「利子」、お金を貸す立場が「利息」という言葉を使うことが多く、「金利」は、金融機関がお金の貸し借りを行う際の手数料です。

「利子」「利息」「金利」の違いを理解して、上手に金融機関を利用しましょう。

金利についての基礎知識

金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。

変動金利は、年2回の見直し時に金利が変動します。基準金利に連動して、金利が上下しますから、お金を借りる側には途中で返済額が増えるリスクがあります。

固定金利は金利を固定するという金利形態で、固定金利には固定期間の幅があり、3年、5年、10年、全期間固定などがあります。固定期間は長くなれば、長くなるほど、金利が高く設定される傾向があります。

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