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2018年10月19日

カードローンに時効は援用されるか|時効が中断する3つの理由

この記事では、カードローンの概要と、借りたお金を返さなくてよくなる「時効制度」について解説しました。時効を成立させる要件と手続き、時効が成立する期間、時効が中断される条件など、時効について、さまざまなケースを紹介しています。

カードローンとは

カードローンに時効は援用されるか|時効が中断する3つの理由

「カードローン」とは、銀行や消費者金融などの金融機関が発行するカードで、無担保でお金を借りることができ、分割で返済できるローンのことです。

カードローンは、銀行、信用金庫、信販会社、消費者金融など金融機関が提供していますが、いずれも利用するにはカードローン会社の審査を受けなければなりません。金利や利用限度額は、審査で決まります。

保証人不要の資金貸付け

消費者金融や銀行のカードローンは担保や保証人がなくても借りられます。

「借りたお金を返せなくなった」「夜逃げされて回収が不可能」などのリスクに備えて、あらかじめ金融機関がお金を借りる人に提供させるのが「担保」や「保証人」です。

カードローンが、銀行のマイカーローンや住宅ローンなどよりも金利が高いのは、担保や保証人のない分のリスクと、保証料や事務手数料などのコストが利息に含まれているためです。

カードローンに時効は援用されるか

カードローンに時効は援用されるか|時効が中断する3つの理由

銀行や消費者金融などの業者からお金を借りた場合、きっちりと借金を返済することが前提条件になっています。そのため、カードローンやキャッシングに「時効の援用」があることを知らない人も多いようですが、実は定められた時効は存在します。

実際に時効を成立させるのは大変ですが、債権者と債務者の間で一定の条件を満たせれば時効は成立します。

この記事では、借金の時効について詳しく紹介します。

時効とは

「時効」とは、一定の事実状態が一定期間継続することで権利を取得、または権利の喪失を認める制度です。

「時効」の存在理由は3つの考え方に由来します。

1.法律関係の安定(長い間続いた事実状態を覆して社会生活に混乱をもたらすことを防ぐ)
2.証明困難の救済(年月が立って権利関係を立証できない物事を救う)
3.権利の上に眠る者は保護に値しない(権利行使を長期間怠っている者は、法律で保護するに値しない)

時効の成立条件

時効には「取得時効(権利を取得する)」と「消滅時効(権利が消滅する)の2種類があります。

カードローンやキャッシングで時効を成立させるためには、3つの条件をすべて満たす必要があります。

1.5年間は1円も返済しない
2.債権者に時効制度の利用を伝える
3.債権者が5年以上支払督促を行わない

時効の効力は当事者が援用(自分の主張のたすけとして文献・事実・慣例などを引用すること)をしなければ成立しません。

時効成立までの期間

借金の時効消滅までの期間は借金の種類によって異なります。

金銭の貸し借りには「民事債権(個人間の貸し借り)」と「商事債権(金融機関と個人との貸し借りの時効)」の2種類があります。

「民事債権」の時効は10年で時効が成立する「民事消滅時効」、「商事債権」の時効は5年で時効が成立する「商事消滅時効」です。

「民事消滅時効」と「商事消滅時効」が適用されるケースについて、具体的にみていきましょう。

貸主が銀行や消費者金融

消費者金融やカードローン会社などの貸金業者からの借金や、銀行からの借金の時効期間は5年です。

これらの債権者は営利目的を持ってお金を貸している「商人」で、そこからの借金は「商事債権」と呼ばれています。

貸主が個人や信用金庫

信用金庫や公庫、個人(貸金業を営むものを除く)などからの借金の時効期間は10年です。


信用金庫や公庫、個人(貸金業を営むものを除く)などは営利目的を持たない存在と考えられているため、借金は「民事債権」と呼ばれ、10年が時効期間となります。

ただし、信用金庫などから借り入れる場合でも、個人事業者が事業の運転資金などのために借入をする場合は、目的が商売なので時効期間が5年となります。

時効の起算日

時効のカウントがはじまるタイミングには3つあります。

1.返済期日を決めていない
1回も返済をしていない場合は借りた日の翌日、もしくは1回目の返済をした日の翌日です。

2.返済期日が決まっている
返済期日の翌日、または返済を止めた返済期日の翌日です。

3.返済の期限が不明(不確定期限付き債務)
例えば『家族が亡くなったら遺産で返済する』といった条件があった場合、家族が亡くなった事実を債務者が知った時です。

時効の援用を通知する

「時効の援用」とは借金を放棄する意思表示のことです。カードローンの時効は放置しておくと成立するものではありませんので、必ず意思表示をしましょう。

時効を成立させるためには、意思表示以外に「借金の最後の返済から5年以上が経過していること」「時効期間中に債権者から裁判を起こされていないこと」という条件が必要です。

通知の仕方

「内容証明郵便」を利用して「時効援用通知書」を送る方法をお勧めします。
内容証明郵便は、郵便局と差出人の手元に相手に送ったものと同じ内容の文書の控えが残る郵便で、時効援用をした証拠が郵便局と自分の手元に残り、確定日付も入るので、いつ時効援用をしたのかという証明もできます。

Wordで作成した内容証明文書をインターネット上にアップロードすれば、24時間いつでも発送できる「e内容証明」サービスが便利です。

時効が中断する場合の3つの理由

時間が経つと借金を払わなくてすむ債権の「時効」という制度ですが、請求、差し押さえ、仮差し押さえ、仮処分、承認、天災、事変(宣戦布告なしの戦争状態や小規模・短期間の国家間紛争など)の理由で、時効までの期間が「中断」され、「時効が成立しない」「時効成立が延期される」ケースがあります。

特に「時効の中断」になりやすい3つのケースについて解説します。

金融機関が阻止してくる

長期間、借金を返済しないと、銀行や消費者金融会社などの債権者が、返済を催促したり、返済をもとめて訴訟を起こすことがあります。

「貸金返還請求訴訟」と呼ばれる訴訟手続きを取られた場合、借金の「時効」が中断します。

裁判所から、訴状や答弁書催告状、口頭弁論期日呼出状などが「特別送達郵便」で送られてきたら、「時効」が中断したことを意味します。

よくある中断のパターン

カードローンに時効は援用されるか|時効が中断する3つの理由

時効成立の条件は「5年間は1円も返済しない」「債権者に時効制度の利用を伝える」「債権者が5年以上支払督促を行わない」の3つですが、時効が中断される場合があります。

ここでは時効の中断のよくあるパターン「借主が借金の一部を返済」「貸主の提訴」「差し押さえ」についてみていきましょう。

1:借主が借金の一部を返済

時効成立の要件の1つが「5年間は1円も返済しない」です。

カードローンを1円も支払わずに、5年以上放置しておく必要があり、もしも途中で支払ってしまった場合には時効が成立しませんが、時効の中断事由の3つ目に「承認」があります。
「承認」とは、債務者が借金の存在を認めてしまうことです。

債務者が債権者から督促された際に、「払います」と言ってしまうと「承認」したことになり、時効は中断します。

2:貸主の提訴

長期間、カードローンを返済しないと、消費者金融やクレジットカード会社などの債権者が返済をもとめて訴訟を起こす場合があります。裁判手続きには「訴訟」と「支払督促」の2つがあり、和解や調停の申立てによっても時効が中断します。

3:差し押さえ

「差し押え」とは、債務者が借金の返済をしない時に、債権者が債務者の給料や貯金などの財産を処分できないようにしてしまうことで、債権者はその財産を取り立てて借金を回収します。

差押えができるのは、債権者が判決や公正証書などの強制執行力がある書類(債務名義)を持っている場合のみですが、差し押さえが実施された時点で、時効は中断します。

カードローンの時効成立は難しい

カードローンに時効は援用されるか|時効が中断する3つの理由

カードローンでお金を借りて返さなくてもよい「時効」の成立条件は、「5年間は1円も返済しない」です。「債権者に時効制度の利用を伝える」「債権者が5年以上支払督促を行わない」を3つとも満たすのは難しいです。

特に、債権者が5年以上支払い催促をしない、時効制度の利用を知って支払い催促しない状態というのはありえません。

時効制度を利用したカードローン契約の無効化はできないと考えてください。

この記事に関連する情報もチェックしよう!

この記事では、カードローンの「時効」、借りたお金を返さなくてよくなる制度「時効」について解説しましたが、この「時効」を成立させるのは大変難しいことが、おわかりいただけたでしょうか。

カードローンをうまく利用するには、計画的な返済が必要です。この記事に関連するカードローン返済についての情報も、あわせてチェックすることをお勧めします。

選ぶポイントは金利&審査スピード!

カードローンを選ぶ中で金利と審査スピードはとても重要な指標になっています。なぜなら、金利はお金を借りることに対してのサービス料金を決める割合、審査スピードはどれくらい早く必要な額が受け取れるかということだからです。サービス料金は安い方が良いですし、必要な時に必要な額を受け取れなければ意味がありません。

銀行 vs 消費者金融

金利と審査スピードを説明するに当たって、知っておくべきことがあります。それは、銀行系カードローンと消費者金融系のカードローンの違いです。それぞれの特徴を下記にまとめました。

銀行系カードローンの特徴

  1. 金利幅の平均が約1%〜14.5%に設定されている。
  2. 融資まで数週間かかることが大半!

消費者金融系カードローンの特徴

  1. 金利幅の平均が3%〜18%に設定されている。
  2. 融資までのスピードが早く最短1分で振込が可能な消費者金融が存在!

以上のように銀行系は金利が安い分、審査が長いです。銀行は人、会社の信用を買って投資している、もしくは銀行の信用を売って資金を得て運用しています。ですので、銀行に預金しているお客様に対してお金を戻せないとなると銀行そのものの信用がなくなり、利用者がいなくなってしまいます。結果的に、融資をする場合は融資先の人がどれだけ信用あるのかを慎重に確認する必要が出てくるのです。これが審査が長い理由です。金利が安い理由としては、審査に通った人たちは信用があるので安心して融資できる点にあると言えます。

楽天銀行などの大手金融機関などが代表ですね。

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即日融資 金利 審査時間
不可 金利(1.9%~14.5%) 数営業日
Web完結 無利息期間 融資時間
あり なし 楽天銀行なら即時

一方で、消費者金融は審査スピードが早く、金利は高く設定されています。審査スピードが速いのは審査システムに理由があります。消費者金融では本審査の前にスコアリングシステムで仮審査を行うことがあります。仮審査をすれば審査を受ける資格があるのかどうかを最短1秒で判断できますので、消費者金融側では審査で重要な部分をピンポイントで人が行なっていきます。

アコムでは、最短で1時間後には借りることも可能なほど審査が早いのが特徴です。

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即日融資 金利 審査時間
可能 3.0%~18.0% 最短30分
Web完結 無利息期間 融資時間
可能 初めてなら最大30日 最短1分

それでは金利の比較を見てみましょう。

銀行/消費者金融金利審査スピード
楽天銀行1.9%~14.5%申し込み時から数日間
三井住友銀行4.0%~14.5%最短翌営業日
三菱UFJ銀行1.8%~14.6%最短翌営業日
アコム3.0%~18.0%最短1分: 楽天銀行・ゆうちょ銀行の口座をお持ちの方


楽天銀行: 0:10 〜 23:50の間に申し込み
ゆうちょ銀行: 9:00 〜 14:30に申し込み

最短30分: その他の口座
プロミス4.5%~17.8%最短1分: 三井住友銀行・ジャパンネット銀行の口座をお持ちの方

最短30分: その他の口座

ここで重要なのが、いつまでに融資を受ける必要があるのか?ということです。急いで融資を受ける必要がない場合は、金利が安い銀行系の方がお得です。

一方で、今すぐ必要!という方には消費者金融向けと言えます。金利は少し高くなってしまいますが融資までのスピードが優先となるので割り切りましょう。

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